先輩社員インタビュー

部門を越えた助け合いの風土もあり、
工場全体の雰囲気が
とても良いと感じます。

【事務職】工程

2024年入社

経済学部 経営学科卒

相模工場勤務 R・K さん

甲神電機を選んだ理由は何ですか?

入社前、私は中国人留学生として日本の大学に通っていました。学生生活を通じて、日本の伝統や文化に魅力を感じ、さらに日本の企業でビジネス慣習や働き方を学びたいと思うようになりました。当社について調べるうちに、中国やタイとの国際的なつながりや製品の製造における協力体制に魅力を感じました。そして、業務における専門知識や海外協力会社との異文化コミュニケーションを学べる環境があり、新人研修制度も充実しているので、安心して働けると考えて志望しました。また、中国の協力会社や子会社とのやり取りにおいて、母国語である中国語が活かせると考えたのも志望した理由の一つです。

現在の仕事内容を教えてください

製品の製造においては、顧客からの注文や市場の需要をもとに、営業部門が作成する生産計画が起点となります。生産計画には製品の種類・数量・納期などが含まれています。私の職場では、この生産計画を達成するために、製品製造の各工程に関する計画の作成や進捗管理、部材の手配などを行っています。社内・海外子会社・海外協力会社などで担当が分かれており、私は社内を担当しています。具体的には、設備の生産能力や作業人員、工場の稼働日などを考慮して、約三ヶ月先までの計画を作成します。いったん作成した計画は進捗などに応じて、随時見直しを行いながら、製品の製造に必要となる部材を確保して、適切な時期に適切な数量を製造ラインに投入できるよう管理しています。また、顧客からの要望により、営業部門から特定の製品について納期の前倒し依頼がある場合は、製造現場の責任者と相談し、優先的に生産する必要がある製品とその他の製品とのバランスを考慮して計画を調整することもあります。

職場はどんな雰囲気ですか?

入社一年目はトレーナー制度により、先輩社員の一人が専属の教育担当として、業務を初歩から詳しく教えてくれます。現在私は入社二年目となり、トレーナー制度は卒業しましたが、まだまだ分からないことがたくさんあります。その際、上司や先輩は私が理解できるまで寄り添って教えてくれるので、気軽に相談することができます。また、先日、製品の製造工程において不良が発生した際に、不良を取り除くための選別作業を、担当部門以外の部門も協力して行ったことがありました。このような部門を越えた助け合いの風土もあり、工場全体の雰囲気がとても良いと感じます。

仕事の魅力・やりがいを教えてください

製品の納期を守ることは顧客満足度を高め、信頼を築くための重要な要素であると考えています。そして、製品が顧客に確実に納期通りに納品されるためには、私が所属する生産部門だけでなく、他部門の協力も必要です。特に、新規顧客との取引開始時や製品の仕様変更があった場合などは、営業部門・設計開発部門・品質管理部門・生産部門のすべてが連携し、情報を共有し合うことで一丸となって協力することが不可欠です。私もその一員として、特に厳しい納期や高い生産目標をクリアしたときは、非常に達成感を感じます。

仕事の中で大切にしていることはありますか?

仕事をするうえで、私は「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)」を大切にしています。具体的には、こまめに仕事の進捗を報告する、必要な情報を共有する、問題があれば一人で抱え込まずに相談するといったことを心掛けています。そうすることで、上司や先輩が私の状況を把握しやすくなり、安心して仕事を任せてもらえると考えています。また、ホウレンソウを徹底することで、職場内の連携がスムーズになり、信頼関係も築きやすくなると感じています。

1日のスケジュールを教えてください

8:30
部材入庫
10:00
生産計画確認
12:15
昼休み
13:00
部材の発注依頼処理
15:00
倉庫整理と在庫管理
17:15
退社

就職活動中の方へメッセージをお願いします

就職活動の過程では、思うように進まなかったり、疲れを感じたりすることもあるかもしれませんが、どうか諦めずに前を向いて進んでください。自分らしく輝ける場所は必ず誰にでもあると思います。学生から社会人への移行には、少し時間がかかることもあるかもしれません。それでも、焦らず、自分のペースで歩んでください。皆様が「なりたい自分」に近づき、納得のいく選択ができることを心より願っています。

※写真やインタビュー内容については、掲載当時のものです。

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